【アクチュアリー試験対策・私が行ったこと⑦ <二次試験・よくある質問> 】
こんばんは、じゅんぽです。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
<アクチュアリー試験対策で私がやったことシリーズ>の7弾目です。
過去エントリーは↓の通りです。
今回は二次試験のよくある質問ついて書いていこうと思います。
ちなみに以下の内容は生保についての話しです。
ご留意ください。
それでは参ります。
Q1.二次試験って難しいの?
A1.難しいです。そして、
二次試験は、特に若い方にとっては、
一次試験も解法のパターンや公式等の暗記をする必要がありますが
もちろん理解すること自体は必要ですが、正直理解することは大前提でそのうえで暗記をすることが必要になってきます。
この点については本論の時に詳しく説明いたします。
Q2.実務経験ないと無理なの?
A2.個人的には『あったら得する程度』であってマストではないと思います。
これについては結構勘違いされがちなんですが、極端な話全く実務経験が無くても合格点への到達は十分可能だと思います。
まず、知識問題については問題の解答は基本的に教科書に書いてあります。っていうか教科書以外のことを書いてもあまり思うように点数が臨めないと思います。
それなので、おそらく、実務経験必要有無の話は、『教科書を理解すること』、『所見問題に解答すること』を念頭に置いた意見だと思います。しかし、個人的には実務経験は積んでなくても教科書の内容を十分理解できますし、所見も書けると思います。
なにより、教科書に書いてあること全てを経験しようと思うとたぶん15年ぐらいはかかると思います。それと運よくすべてを網羅的に経験できるというのは相当に狙っていないと無理です。
何より毎年少数ながら社会人1年目、学生での正会員が誕生しています。(もちろん彼らが優秀という面もあります。)
もちろん経験があった方が有利な局面はありますが、それほど気にする必要はないです。
Q3.所見できる気がしないんだが。
A3.ある程度フレームワーク化できるので、大丈夫です。
基礎知識さえ十分つければ、あとは主要トピックの論点を押さえて所見用に言語化できればちゃんと点数取れるようになります。
まあそもそも主要トピックがまずなんなのかと何が論点かを把握する必要がありますが、それらの情報については以下で述べます。
Q4.二次の勉強、みんな辛いって言っていて吐きそう。
A4.修行期間だと思って耐えましょう。
一次試験も勉強は大変ですが、個人的には二次の勉強の方が時間的にも精神的にもしんどい気がします。
二次試験は特に試験期間後半は、どうしても暗記偏重の学習になりがちになるんですよね。
一次でももちろん暗記をするんですけど、二次の場合はより単純暗記の比重が大きくなるので、脳への負担が大きい気がします。
一次って立式する際にどのような解法パターンを用いるかというところで知識のアウトプット、つまり暗記を必要とするのですが、正直立式さえしてしまえば残りは計算なのでそれ以降はその場で対応できるんですよね。
しかし、二次は問題への解答が終始暗記したことのアウトプットになるので、常に知識を吐き出し続ける、つまりそれだけの暗記量を必要とする、といった相違点があります。
長々と書きましたが、要は沢山勉強(暗記)しないといけないということです。
そしてそれだけ辛い思いをすることで
ようやく『アクチュアリー』を名乗ることができるわけです。
別に根性論を支持するつもりはありませんが、専門職として必要な知識を持っていることの証明にはそれだけの苦労が伴うということです。
この道を選んだからには腹を括りましょう!そしてこの辛い思いをできるだけしないためになるべく早期に受かりましょう!!
Q5.情報足りなくてきつい。
A5.社内、社外のリソースをフルに活用しましょう。
二次試験の情報源としては大きく2つあると思います。
1つ目は社内。
例えば、教科書のまとめノートや所見対策といった教材・情報については社内でストックされていることが多いです。ちなみに大手社ほどこれは充実している可能性が高いです。(こればっかりはどうしても運が絡んできますね…。)
そして2つ目は、お馴染みの『アクチュアリー受験研究会』です。
一次試験でも相当に役に立つ教材がそろっていましたが、正直アクチュアリー受験研究会の本領は二次試験から発揮されると思います。
具体的には
➀極めて役に立つ教材
②他社の方との情報交換
③有志の正会員の方にわからないところを質問ができる
④所見の添削ができる
といったメリットがあります。
はっきりいって活用しない手はないです。私も転職前の会社では、社内対策が充実していましたが、それでもアクチュアリー受験研究会の教材にはかなりお世話になっていました。
今回はこんなところで失礼します。