【☆本の紹介➀☆】
こんばんは、じゅんぽです。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
今回は『本の紹介』をしようと思います。
レビューとかできる気がしないのであくまで紹介です。
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(少し余談になりますが)
私は元々活字が苦手だったのですが、これでは人生まずいと思って、大学ぐらいから意識的に読むようにしていました。
その結果、大学時代、社会人時代を通して習慣と言えるレベルで本に対しては抵抗を感じなくなりました。
もし読書を習慣にしたいという方がいれば、ジャンル別でおススメ本を教えるので気兼ねなくどうぞ。割と色んなジャンルを読んできましたので、それなりに対応できると思います。
ーーーーーーーー(余談終わり)ーーーーーーーーーー
それでは参ります。
空気の研究
一言でいうと題の通り、集団で話し合いをするときに蔓延する「空気」について書かれた本です。
日常会話等でも「空気を読めよ~」、と言ったりしますがそもそもこの空気とは一体何なのか?と疑問に思った方は少なくないと思います。
この本では、まず空気とは何かの定義から始まって、空気が発生することによる弊害、空気を醸成する要件、空気を克服するための考察等について筆者の知見が書かれています。
『臨在感的把握』、『日本的根本主義』、『情況倫理』といった普段聞きなれない言葉が結構用いられていますが、それらの概念を用いることで空気の正体、空気の支配を明快に解析できるところに面白さを感じます。
また、具体例が当時の政治的な事情をベースにしたものが多いのでとっつきづらいかもしれませんが、結論自体は明確でかつ説得力が非常にあります。一読目は全部読もうとせず、結論だけ拾い読みするのがいいかもしれませんね。
この本を通じて改めて思ったのは、議論を行う際はどこまでがまだ論点として残っていて、どこまでが合意形成のなされた部分なのかを明確にすること、そして常に明文化をすることの大切さですね。みなさんも就活のGDでも経験があるかもしれませんが、黙秘することはイコール同意を間接的に表明しています。
空気感に身を任せず、同意なら同意、反対なら反対と主体的に発信していくことが大事です。
本のURLは↓
また最近解説本が出ていて、非常にわかりやすく書かれています。元の本が少し難しそうであれば、まずはこちらがおすすめです。私も最初はこちらから入りました。
ちなみに私は両方読んだので読みたいという方は貸します。
今流行りのシェアリングエコノミーです。
今回は短いですがこんなところで。本の紹介って難しいですね…次はもうちょっと書けるように頑張ります。