じゅんぽっぽ☆

アクチュアリー関係の記事が多めです。

【☆新人アクチュアリーの心構え➀☆】

こんばんは、じゅんぽです。

 

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

 

今回は 新人アクチュアリーの心構えについて書いていこうと思います。

 

言い換えると『こういうことを意識すると実力が伸びていくよ~』といったことについて書いていきたいと思います。

 

はじめに断っておきますが、割と普通の内容が多いと思います。その点ご容赦ください。(裏返すとアクチュアリーでも、社会人一般のスキルは普通に必要だということです。)

 

 

➀報告・連絡・相談

いわゆるホウレンソウです。超重要です。

そして最初は意外と難しいと思うかもしれません。

 

配属されてすぐに私が先輩に言われたのは『報告していないのは仕事が終わっていないも同然』という言葉でした。

アクチュアリーに限らず)大抵の仕事は二人以上のチェックを以てして完成となることがほとんどです(品質管理)。特に新人の場合、自分の作成物は原則として先輩のチェックが入ります。それなので、今仕事のステータスがどうなっているかを明確に意思表示をすることが必須となります。

 

どれぐらいの頻度で報告するかは難しい所ですが、最初はやりすぎるぐらいでいいと思います。先輩たちもその点は察してくれます。むしろ定期的に報告を行うことで少しずつ信頼関係が構築されていきます。

 

あとこれはよく言われますが、仕事が順調に進んでいないときほど、ホウレンソウは重要です。特に何かやらかしたときとか、死にたくなる気持ちでいっぱいになり、先輩への報告が恐怖でとても言いづらくなりますが、そんなときほど迅速に言わないといけないです。これは社会人の辛い所ですが、個人の感情より仕事の達成が第一です。

 

ちなみに偉そうに書いていますが、私はホウレンソウが苦手でした。必要な相談や報告ができていなくて何度も怒られていました。今でも100%できているかと言われたら難しい所ですが、少なくとも入社時よりは相当マシになったと思います。鍛えてくださった先輩にはとても感謝です。

 

 

②聞くこと

これも超重要ですね。入社時は、資料の位置やコピー機の操作といった超基本的なことも知らないので、必然的に人に聞くといったアクションが必要となります。

 

ポイントとしては、

・誰に聞けばいいのか

・自分が何がわからず、何を教えてほしいのか

といった点を的確に判断することですかね。

 

特に仕事上のある程度専門的なことを聞く時は、結構説明力が求められます。この時に要領を得ない説明をすると、場合によってはイラっとさせかねないので、聞く前には自分が何をやっていて何を知りたいのかを明確に言語化することが必要ですね。まあ慣れればノータイムで自然体でできるようになっていきます。

 

 

③疑問点の発見とその解消

これは特にアクチュアリーにとっては非常に大事なことです。

 

一言で言うと、『仕事を進めるにあたっての疑問点は残さない』ということです。そのための手段としては上記の『聞く』や、あとは『調べる』といったアクションが必要になってきますね。

もう少し具体的に言うと、自分が携わる仕事の意義と現状の作業フローの必然性のエビデンスを常に確認する姿勢が大事だということです。例えば決算系の仕事であれば、どのような文書に基づいてこの商品の責任準備金の計算をしているかを逐一確認する、みたいな感じですかね。(まあこれは当たり前すぎるかもしれないですが)

 

疑問点を全て解消となると、まずそもそも根拠となる文書にどんなものがあるかを把握することから始めないといけないですね。具体的には、保険業法、保険法、監督指針、保険計理人の実務基準、社内規定、算出方法書等の基礎書類、整理ペーパー・・・etc

 

はっきり言って非常にめんどくさいです。それに、ただでさえ作業するだけでも時間が足りないのにどこまでできるかといった問題もあります。しかし、この姿勢を貫徹するかどうかで、数年後実力に天と地の差が表れてきます。

専門職として『何でも分かる人』を目指しましょう。

 

 

④自己研鑽

はい、ようやくアクチュアリーらしいトピックですね!笑

資格試験は最低限として、直接仕事として携わっていなくても業界に関するトピックについては常にアンテナを張りつつ学習していきましょう。その姿勢が今後携わる仕事の幅の広さにリンクしていくはずです。

ちなみに業界的に何がホットイシューなのかは、先輩方との会話やアクチュアリージャーナルを参考にするのがいいと思います。ちなみにアクチュアリージャーナルは↓のエントリーで少し触れています。

remuresu09.hatenablog.com

 

 

 

 

今回はこんなところで失礼します。