【アクチュアリーコンサルという選択肢③ <デメリットについて>】
こんばんは、じゅんぽです。
今回は以下の続きで、アクチュアリーコンサルとしてはたらく、
デメリット
について語っていきたいと思います。
<デメリット>
➀事業の当事者にはなれない。
これはやはりコンサルという立場の宿命ではあるのですが、基本的にはクライアントを第三者の立場からサポートする立場なので事業の当事者になるということはないです。
一言で言うならスーパー派遣社員という感は否めないです。
それなので事業会社特有の
「会社の成長を自分ごととして感じる」
という楽しみは得られにくいかもしれないですね。
また、これに少し関連するのですが、プライシング業務は中々やりにくい環境かもしれないですね。受注が全くないわけではないのですが、あまり多くない印象です。
それなので「革新的な新商品を開発したい!」という希望には沿いにくいのかなと思います。
②良くも悪くも自由、また実力主義
歴史のある保険会社ですと、教育体制の確立度が高いので組織が個人の能力を引き上げてくれる側面が強いです。
それなので語弊を恐れずに言うと、先輩から与えられた仕事を一生懸命やるだけでもかなりの程度実力が付きます。
一方、コンサルでは後述しますが人の流動性が極めて大きいので保険会社ほど教育体制が確立されていない可能性が高いです。
それなので自分で吸収していくマインドがより求められます。
またこれに付随しますが、
コンサルでは待ちの姿勢はNGです。
もちろん受動的なのは、保険会社にいてもよくないことですが、
組織として評価される側面が強い事業会社とは異なり、
コンサルでは粒として評価される側面が強いので個々人が自発的に成長していく必要性が大きいです。っていうか成長し続けないと存在意義が保てないです。なんせ事業会社にお願いされたことを仕事として行うのですから。
つまり、いい意味で意識が高くないとダメです。
人生における軸足を仕事に置かないのであれば、あまりコンサルはおススメはできないです。(まあアクチュアリーでそういうマインドの人は少ないと思いますが。)
③人の流動性が異様に高い
そもそもコンサルは転職で来る人が多いので、転職に対してあまり抵抗がない人が多いです。常にいい条件、いい環境の求人をウォッチしている人が多いです。
それなので必然的に人の出入りが激しくなります。3年以内でやめるとかザラで、1年以内でやめる人も別に珍しくありません。10年以上いる人とか大分レアなんじゃないですかね。(本当にそうかはまだ私も分かっていないですが。)
まあ、ただ保険会社でも異動とかがあるので、
職場単位で見たらそこまで変わらないかもしません。
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さて、今までアクチュアリーコンサルの概要、メリット・デメリットをつらつら語ってきましたがいかがだったでしょうか?(ちなみに当該記事は↓)
新卒の就活の時だと、アクチュアリーコンサルのことを中々知る機会がないと思います。
そもそも存在を認知することすらないかもしれませんね。
今回少しでも参考になったら幸いです。
またこれは個人的に思うことなんですが、
アクチュアリーコンサルというキャリアは、
非常に刺激的で面白い選択肢だと思います。
もし、もっと具体的に知りたいという要望があれば気兼ねなくご連絡ください。(その際はTwitterのDMでお願いいたします。)
それでは今日はこの辺りで失礼いたします。