じゅんぽっぽ☆

アクチュアリー関係の記事が多めです。

【アクチュアリー就活・よくある質問② <アクチュアリーの給料について>】

こんにちは、じゅんぽです。

 

以前、「よくある質問という内容」で以下のような記事を書きましたが、長くなりそうなので分割することにしました。今後も同じように運営していきます。

 

remuresu09.hatenablog.com

 

それではQAに参ります!

 

 

Q.ぶっちゃけ給料高いの?

A.結構高いです。

 

<※主に社会人年次10年目ぐらいまでを念頭に書きます。

それ以上の年次は私もあまりわかりません。(むしろ知りたい...!)>

 

 

そもそもアクチュアリーは基本金融業界に属しており、金融業界自体が給与水準が高いのでそれに引っ張られてデフォルトで給料が高くなる傾向にあります。

 

まず前提として多くの会社では、ベース自体は他総合職と同じテーブルであることが多いです。

これに加えて、アクチュアリーの場合、専門職であり、転職市場が熱いということから、合格している科目数に応じてアクチュアリー手当てが上乗せされる場合が結構あります。

 

その水準については(一部の外資やコンサルは別ですが、)概ねどこの会社のアクチュアリーも同程度になるようにつくことが多いです。

理由としては極めて明快で、給与を引き上げないと他に転職されちゃうからです。(私も直面してますが、人不足は深刻な問題です…)

 

つまり、元々総合職の時点で給与の高い日系大手の生保、損保、信託銀行の場合は手当がつかない、もしくは少ないことが多く、

中小の場合はそれらの水準に追従できるぐらいの手当がつくことが多いです。(ただし、究極的にはやはり会社によります。)

 

さて、肝心の給与水準ですが、アクチュアリーの知人やエージェントの話しを総括すると概ね以下の通りだと思います。

 

・日系大手生保、損保、信託→

会社によって多少差はありますが大体入社6~10年目ぐらいで年収1000万に到達することが多いです。あとベースが高いのであまり科目数は影響しないと思われます。

 

ちなみに生保ならN社、損保だとT社がやはり一番高いですね。

あと損保はボーナスが1年目から結構えげつない額を支給されることが多いので、社会人1~3年目とかだと損保の方が全体的に高いと思われます。その分、伸びは生保より緩やかなので6、7年目ぐらいで生保が追いつくぐらいになると思われます。(ただこれについては割と推測なので損保の社員にちゃんと聞いた方がいいです。)

※追記:基本的には一貫して損保の方が高いらしいです。

 

 

 

・日系中小(※損保系生保は除く)→

ベースとしては日系大手の+2年ぐらいのイメージです。

ただし、科目数によっては日系大手と同水準になるぐらいの手当がつくこともあります。

手当については会社ごとで結構違うのでOB、OG訪問とかして確認しておきましょう。それか信頼できる情報通の友達を作りましょう。

 

 

・損保系生保→

結構な割合で親会社の損保の高い給与体系を継承していることもあり、会社規模に反して結構高い可能性があります。また会社自体の歴史も浅いことがあって、相対的に雰囲気もラフらしいです。新卒就活時にはあまり目立ちませんが、実は結構おススメだったりします。

 

 

外資生保→

ベースは多分中小と同じぐらいのとこが多いと思いますが、科目手当がかなり厚い会社が多いイメージです。

たぶん条件次第では普通に生保のN社とか超えることもあると思います。

やはり相対的に成果主義の色が強い外資の特色を反映していると言えますね。

 

・コンサル→

私もちゃんとは把握しきれてないですが、ベースとしては概ね日系大手のー2年ぐらいのイメージです。っていうかそもそも会社全体のベースみたいなものはあまりない気がします。おそらく社員ごとに決まっていると思います。つまり、かなりの程度実力主義です。

 

ただし残念ながら住宅補助がないことが多いです。それなのでトータルで見ると多少高いぐらいにしかならないこともあります。

 

ちなみにアクチュアリーコンサルだと、監査法人系のBIG4とそれ以外(M社やT社とか)に大きく分かれますが、基本後者の方が高いです。その分成果主義色は強いです。

 

 

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完全に網羅しきれていませんが(再保険とか)今日はここまでにしておきます。

また情報が入り次第アップデートしていきます。