【アクチュアリー就活・よくある質問⑥ <学歴で足切られないためには?>】
こんばんは、じゅんぽです。
アクチュアリー就活・よくある質問シリーズの6弾目です。
過去エントリーは↓の通りです。
それでは参ります。
Q.もしかしたら足切られるかもしれないんだけど、なんとかならないの?
A.アクチュアリー試験に合格しましょう。可能であれば2個以上!
以前、以下のようなエントリーを投稿しました。
そこで一部の会社(主に日系大手)では、学歴による足切りは一部行われているんじゃないかと書きました。
では仮に足切り該当大学の場合、どうすることもできないんでしょうか?
いえ、回避方法があります。
そもそもアクチュアリー就活において、足切りを行う意図は通常の就活と少し異なります。
それは、アクチュアリー枠で採用するということは、将来的にはアクチュアリー正会員になることを前提にしていることです。
つまり学歴はアクチュアリー正会員になるだけの学力、もう少し言うと数理能力が備わっているかを判断するために用いられるということです。
そして、このことを逆に捉えるなら、
アクチュアリー正会員になれるという十分な根拠を示せれば足切りを行う理由が無くなるというわけです。
もったいぶって書きましたが、具体的に言うとアクチュアリー試験の科目を持っていれば基本的には書類で落ちることは少なくなると思います。
人事から見ても「おっ、科目持っているのか。じゃあ、話は聞いておこうかな」となるわけです。
別に人事も学歴だけで落とすつもりはないのです。
優秀であれば取りたいと考えます。数理面の能力の不足の懸念を払拭すれば検討しようと思うわけです。
ちなみに目安としては、2科目以上あればかなりの程度安心できると考えられます。1科目だと少し際どいかもしれません。安全を期するなら2科目です。
ただ、科目が無い場合は以上の通り足切りされる可能性が出てきてしまいます。
もしあなたが学部であれば足切り対象外の大学院にロンダリングすることも選択肢としてはアリかもしれないですね。
(ただし個人的にはアクチュアリー就活だけのために大学院に行くのはあまりおススメしないです。
私だったら足切りがない企業のアクチュアリー枠に入ると思います。)
最後に:
よく学歴と仕事の関係性が議論に挙がりますが、
私自身は基本的には関係ないと考えています。
そして、それはアクチュアリーの業界においても同じです。
たぶん東大卒、京大卒の多くの先輩方もそう思っていると思います。
私が知る限りアクチュアリーのキャリアを歩むにあたって学歴が関係するのは新卒時の就活の時だけです。
転職時とかどの企業もたぶん学歴なんてほとんど見ていないです。その人が何を知っているか、何ができるか、といった実力しか見ていないと思います。
確かにアクチュアリーの世界は東大、京大をはじめとした旧帝+東工大、一橋、早慶で9割程度を占める高学歴集団かもしれないですが、
一度この世界に入ってしまえば学歴は基本関係ないです。
臆せず是非目指していただければと思います。