【アクチュアリー就活・よくある質問⑬ <どういう学生が好まれやすいか?>】
こんばんは、じゅんぽです。
アクチュアリー就活・よくある質問シリーズの13弾目です。
過去エントリーはページ末尾にあります。
それでは参ります。
Q.アクチュアリーの新卒の就活ってどういう学生が好まれやすいの?やっぱ資格大事?
A.アクチュアリー試験受かる素養があることを前提に、コミュ力、素直さ、地頭、感じのよさ(個人的には勤勉さも)が大事だと思います。つまり普通です。
※あくまで社会人2年目の目から見たときの感想です。上の方は多分もっと広い観点で見ていると思いますので、あくまで参考レベルで読んでいただければと思います。
個人的には新卒のアクチュアリー就活だからといって、特殊な観点で評価されるというわけではないと思います。
強いて言うならアクチュアリー試験に受かるための素養があるかのネガティブチェックがあるぐらいですかね。ちなみに受かる素養があるかの話については↓のエントリーで触れています。
確かにアクチュアリーは数理的な知見を使って仕事をしますが、他総合職同様、一般的な対人スキル等が普通に要求されます。営業の人のように社外の人とのやり取りは(特に若い内は)少ないですが、一方で社内の方を相手にかなりのコミュニケーションを行う必要性が高いと思います。
要するに、その実態は(理想論的には)数理ができる金融総合職のようなものです。それなので、一般的な総合職同様のスキルが要求されます。それに伴い、選考で見る観点についても総合職とほぼ同じだと考えられます。
そういった意味でも冒頭のアンサーで書いた通り、コミュ力等の対人スキルが選考上の観点になりますね。
要は、ざっくり言うと、よく言われるように気持ちのいいやり取りができるかが大事だということです。
それらの構成要素として
素直さ
感じのよさ
といったものがあげられます。(どれも定性的な表現で恐縮ですが)
私自身、実際に働いてみてこういったものって大事だなーと思いました。やっぱりポテンシャル採用がデフォルトの新卒採用ではソフト面が重要だということですね。
一方で、これは個人的な意見ですが、アクチュアリー特有の観点という意味では、勤勉さは相対的に重要度が高いかなと思います。これはアクチュアリー試験がどうとかという意味だけでなく、アクチュアリーが専門職であることの要請です。
専門職にとって勉強の継続はその存在意義に関わってくるものだと思います。そういった意味でも勤勉であることはアクチュアリーの採用にあたって一つ大きなファクターになり得るんじゃないかなーと思ったりしています。
ちなみにアクチュアリーの勉強の話については↓のエントリーで書いています。
地頭が大事だというのは特段説明が不要だと思います。ただ個人的にはあればいいぐらいだと思っています。上記の対人スキルの方が優先します。
あとは『職場の雰囲気とマッチングするか』とかあるんでしょうか。まあこれに関してはこちらからできることはあまりないので、天に身を任せましょう。
…いかがだったでしょうか。
結論としては『最低限の数学力+一般的な金融総合職的なスキルが大事』といったところでしょうか。(極めて平凡な結論)
今回はこんなところで失礼しようと思います。
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ちなみに過去エントリーは↓の通りです。
remuresu09.hatenablog.comremuresu09.hatenablog.com
remuresu09.hatenablog.comremuresu09.hatenablog.com
remuresu09.hatenablog.comremuresu09.hatenablog.com
remuresu09.hatenablog.comremuresu09.hatenablog.com
remuresu09.hatenablog.comremuresu09.hatenablog.com
【☆ネット生保について思うこと☆】
こんばんは、じゅんぽです。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
今回は↓のエントリー末尾で言ったとおり『ネット生保についての考察』を書きたいと思います。
極めて個人的な意見なのでその点ご容赦ください。
それでは参ります。
※生保を念頭においています。
今日に至るまで保険はGNPで売ってきたといわれています。
GNPとはなんでしょうか?ちなみに国民総生産ではありません。
正解は、義理・人情・プレゼントです。
『なんじゃそりゃー!!??』って感じですよね笑
私も初めて聞いたときは同じ気持ちでした。でも同時に『上手いこと言うな~』とも思いました。
そんな販売環境の中、彗星のごとく現れたのがネット生保です。ITの高度発達、普及率を考えるとそれなりに必然的な事象だったと思います。
ネット生保は従来の営業職員中心の保険会社と比べて多くのコストを削減できることから、それを価格に転化することによる経済的な優位性を強みとしています。
保険は基本的には金融商品であるので、価格そのものが大きな意味を持っています。貯蓄性の商品であればなおさらですね。
このことを踏まえると、経済的な要素で優位性を欠いた大手社は存亡の危機という展開になりそうですが、現実にはそうなってはいません。
直感的には商品そのものであるお金の面で有利なので、そのまま置き換わることすらありえると思いますが、なぜそうなっていないのでしょうか?
これは結論から言うと『保険加入における合理性は経済的な要素以外にも勘案する必要があるから』だと思います。
そしてその経済的な要素以外というのは大きく
①保険を必要と感じるハードル
②自分に必要な保険を構築するハードル
の二つがあると思います。
そして経済的な要素以外にもこの二つをクリアしないと、中々保険加入という意思決定にまで結びつかないと考えられます。
まず、そもそもですが、顧客が保険を選ぶための要素にはどのようなものがあるのでしょうか?
生保1の4章の『生命保険の商品開発』(アクチュアリー会の公式教科書です。)では顧客に選ばれるための要素として以下の五つを挙げています。
①商品設計
②価格
③利便性
④会社の信頼度
⑤競合優位性
個人的には③の利便性というところが一つポイントかなと思います。
この利便性というのは契約の事務的面倒さの回避が一般的に想定されると思いますが、個人的には潜在ニーズ→顕在ニーズへの遷移のための起爆剤も含まれていると考えています。
そして先に言ってしまうと、この起爆剤というのが上述の二つのハードルを越えるために必要になるものです。
(ちなみに便宜上少し無理やり利便性に入れている部分はあります。意図するところは上述の起爆剤は顧客に選ばれるために必要だということです。)
保険のニーズはやはりどこまで言っても潜在的なものです。また、その仕組みの複雑さから特に保険に精通していない一般の人にとっては学習コストが高いのです。
デジタルネイティブである我々でもたぶんこの辺りは常にネックになると思います。
またしっかり考えて保険を入ろうとすると『一生涯にわたるライフプランを考え、対処したい・しなければいけないリスクを洗いだし、必要となる保障額を求めそれに対応できる保険ポートフォリオを構築』といったプロセスを経る必要があります。
これってただでさえ仕事で忙しい我々にとってかなりハードルが高いことだと思いませんか?
経済的な側面だけを切り取ればネット生保が優位ですが、可処分時間・心理的ハードルを勘案すると必ずしもネット生保が有利というわけではないというのが私の意見です。
ネット生保は、経済的な合理性という一つの軸だけ見れば大きな優位性を持っていますが、二つのハードルを越えるための十分な起爆剤がないことが想定以上の苦戦につながっているのだと思います。
(こう考えると、やはり保険ビジネスは難しいんですね…。)
このような現実を踏まえると、保険ってある意味押し売るぐらいでちょうどいいのかもしれません。そして私は営業職員の本質はここにあると思っていて、未だに営業職員チャネル中心の大手社が優位性を保っている理由だと思っています。
また一人で必要な保険を考えるのは難しいので、営業職員さんと一緒に考えて一緒に保険ポーとフォリオを構築する。このようなコンサルティングサービスも時間のない我々にとっては経済的な優位性を覆す要因の一つになりうると思います。
よく『AIに代替される仕事』で保険外交員が挙げられますが、はっきりいってとんでもないと思います。
たぶん現環境であれば一番代替されないんじゃないかとすら思います。
『なんとなく入って、なんとなく助かる。』
現環境だけ踏まえると保険ってそうならざるを得ないところがあるのかなと思います。
ただ逆に以上の二点さえクリアすれば戦況はひっくり返せるのかなとも思います。今後の保険の販売は以上の二点を克服できるかが鍵だと個人的に思っています。テクノロジーの力を上手く使えば十分可能だと思います。
他業界同様、保険業界も過渡期に入っていると勝手に思っているのですが、どのような変化していくのか非常に楽しみです。
変わりゆく環境の中、どのような形で自分が貢献していくかを今後も考えていきたいです。
【☆本の紹介②☆】
こんばんは、じゅんぽです。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
今回も『本の紹介』をしようと思います。
前回のエントリーは↓のとおりです。
それでは参ります。
ネットで生保を売ろう!
URLは↓
ネット生保で有名なライフネット生命の立ち上げに関する岩瀬さんの自叙伝みたいなものですね。
保険業界の特殊性、保険会社を立ち上げる苦労がありありと伝わってきます。
ちなみに保険業界の大きな特徴と言えば、金融庁の認可事業であることだと思うのですが、そのせいか当局への折衝を行うシーンに多くのページが割かれています。そして、その大変さが否応なく生々しく描かれています。
個人的には保険業界の雰囲気をつかむにはお勧めの本です。
アクチュアリーや保険業界の人、保険業界の特異さを把握したいといった人におすすめです。
また保険ビジネスにおける実務的な話もエピソードという形で窺い知れるところもいいですね。
たしか私は入社前に読んだ気がしますが、題材が保険業界ということと、作中の日本を変えるというべンチャーマインドに触発されて夢中になって一気に読み進めた記憶があります。
あと、これは後になって分かったが共同創業者である出口さん以外の作中の登場人物も業界的には結構有名な人が多い気がします。
それなので業界の事情を知るのにもいい本だと思います。会社に入って、上の方と話すときのいいネタになるかもしれません。
それと普通に読み物としても面白いと思います。保険という枠を超えて会社の立ち上げ話としての側面で見ても秀逸です。
それにしてもこれだけの英知を結集しても中々上手くいかないことを鑑みると、保険ビジネスが一筋縄ではいかないということを嫌でも思い知らされますね。
ちなみに本の紹介は以上になりますが、文章を書いている途中で『ネット生保について思うところ』を書いてみたくなったので近々書こうと思います。
今回も短いですが、こんなところで失礼します。
URLは↓
【☆本の紹介➀☆】
こんばんは、じゅんぽです。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
今回は『本の紹介』をしようと思います。
レビューとかできる気がしないのであくまで紹介です。
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(少し余談になりますが)
私は元々活字が苦手だったのですが、これでは人生まずいと思って、大学ぐらいから意識的に読むようにしていました。
その結果、大学時代、社会人時代を通して習慣と言えるレベルで本に対しては抵抗を感じなくなりました。
もし読書を習慣にしたいという方がいれば、ジャンル別でおススメ本を教えるので気兼ねなくどうぞ。割と色んなジャンルを読んできましたので、それなりに対応できると思います。
ーーーーーーーー(余談終わり)ーーーーーーーーーー
それでは参ります。
空気の研究
一言でいうと題の通り、集団で話し合いをするときに蔓延する「空気」について書かれた本です。
日常会話等でも「空気を読めよ~」、と言ったりしますがそもそもこの空気とは一体何なのか?と疑問に思った方は少なくないと思います。
この本では、まず空気とは何かの定義から始まって、空気が発生することによる弊害、空気を醸成する要件、空気を克服するための考察等について筆者の知見が書かれています。
『臨在感的把握』、『日本的根本主義』、『情況倫理』といった普段聞きなれない言葉が結構用いられていますが、それらの概念を用いることで空気の正体、空気の支配を明快に解析できるところに面白さを感じます。
また、具体例が当時の政治的な事情をベースにしたものが多いのでとっつきづらいかもしれませんが、結論自体は明確でかつ説得力が非常にあります。一読目は全部読もうとせず、結論だけ拾い読みするのがいいかもしれませんね。
この本を通じて改めて思ったのは、議論を行う際はどこまでがまだ論点として残っていて、どこまでが合意形成のなされた部分なのかを明確にすること、そして常に明文化をすることの大切さですね。みなさんも就活のGDでも経験があるかもしれませんが、黙秘することはイコール同意を間接的に表明しています。
空気感に身を任せず、同意なら同意、反対なら反対と主体的に発信していくことが大事です。
本のURLは↓
また最近解説本が出ていて、非常にわかりやすく書かれています。元の本が少し難しそうであれば、まずはこちらがおすすめです。私も最初はこちらから入りました。
ちなみに私は両方読んだので読みたいという方は貸します。
今流行りのシェアリングエコノミーです。
今回は短いですがこんなところで。本の紹介って難しいですね…次はもうちょっと書けるように頑張ります。
【☆これからアクチュアリーになる人がやるべきこと4選☆】
こんばんは、じゅんぽです。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
今回は『アクチュアリー内定もらった人が、入社までにやった方がいいこと』について書いていこうと思います。
例によって独断と偏見による選定なのでご留意ください。
それでは参ります。
【大前提】
2.エクセル
計算機に何を使うかは職場によりますが、エクセルはどの職場でも大抵使うと思うので、やっておくといいと思います。
具体的にスキルを身に着ける・関数を覚えるというよりは、エクセルでどういうことができるかを把握する、ことが大事だと思います。わざわざ分厚い辞書を買う必要はないです。
目安としては、
➀計算式のルール。
②vlookup,sumproduct,sumif,if辺りの典型的な関数。
③ピボットテーブル。
④マクロ。
辺りを把握しておけば十分かと思います。
使いこなすレベルに持っていくのは実務を通してで十分だと思います。
3.英語
実務という意味では、全く使わない職場もありますが、今後アクチュアリーにとっては普遍的に必要になってくるスキルなのでやっておくに越したことはないです。
学生時代で英語やるなら、実務的なスキルというよりは、TOELCのような試験を頑張る方がいいかもしれませんね。努力が形になりますし、働きながら試験勉強を頑張るのは大変なので。
4.Twitter
これはみんな言うことですが、社会人になるととにかく時間がないです。
【アクチュアリー試験対策・私が行ったこと⑦ <二次試験・よくある質問> 】
こんばんは、じゅんぽです。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
<アクチュアリー試験対策で私がやったことシリーズ>の7弾目です。
過去エントリーは↓の通りです。
今回は二次試験のよくある質問ついて書いていこうと思います。
ちなみに以下の内容は生保についての話しです。
ご留意ください。
それでは参ります。
Q1.二次試験って難しいの?
A1.難しいです。そして、
二次試験は、特に若い方にとっては、
一次試験も解法のパターンや公式等の暗記をする必要がありますが
もちろん理解すること自体は必要ですが、正直理解することは大前提でそのうえで暗記をすることが必要になってきます。
この点については本論の時に詳しく説明いたします。
Q2.実務経験ないと無理なの?
A2.個人的には『あったら得する程度』であってマストではないと思います。
これについては結構勘違いされがちなんですが、極端な話全く実務経験が無くても合格点への到達は十分可能だと思います。
まず、知識問題については問題の解答は基本的に教科書に書いてあります。っていうか教科書以外のことを書いてもあまり思うように点数が臨めないと思います。
それなので、おそらく、実務経験必要有無の話は、『教科書を理解すること』、『所見問題に解答すること』を念頭に置いた意見だと思います。しかし、個人的には実務経験は積んでなくても教科書の内容を十分理解できますし、所見も書けると思います。
なにより、教科書に書いてあること全てを経験しようと思うとたぶん15年ぐらいはかかると思います。それと運よくすべてを網羅的に経験できるというのは相当に狙っていないと無理です。
何より毎年少数ながら社会人1年目、学生での正会員が誕生しています。(もちろん彼らが優秀という面もあります。)
もちろん経験があった方が有利な局面はありますが、それほど気にする必要はないです。
Q3.所見できる気がしないんだが。
A3.ある程度フレームワーク化できるので、大丈夫です。
基礎知識さえ十分つければ、あとは主要トピックの論点を押さえて所見用に言語化できればちゃんと点数取れるようになります。
まあそもそも主要トピックがまずなんなのかと何が論点かを把握する必要がありますが、それらの情報については以下で述べます。
Q4.二次の勉強、みんな辛いって言っていて吐きそう。
A4.修行期間だと思って耐えましょう。
一次試験も勉強は大変ですが、個人的には二次の勉強の方が時間的にも精神的にもしんどい気がします。
二次試験は特に試験期間後半は、どうしても暗記偏重の学習になりがちになるんですよね。
一次でももちろん暗記をするんですけど、二次の場合はより単純暗記の比重が大きくなるので、脳への負担が大きい気がします。
一次って立式する際にどのような解法パターンを用いるかというところで知識のアウトプット、つまり暗記を必要とするのですが、正直立式さえしてしまえば残りは計算なのでそれ以降はその場で対応できるんですよね。
しかし、二次は問題への解答が終始暗記したことのアウトプットになるので、常に知識を吐き出し続ける、つまりそれだけの暗記量を必要とする、といった相違点があります。
長々と書きましたが、要は沢山勉強(暗記)しないといけないということです。
そしてそれだけ辛い思いをすることで
ようやく『アクチュアリー』を名乗ることができるわけです。
別に根性論を支持するつもりはありませんが、専門職として必要な知識を持っていることの証明にはそれだけの苦労が伴うということです。
この道を選んだからには腹を括りましょう!そしてこの辛い思いをできるだけしないためになるべく早期に受かりましょう!!
Q5.情報足りなくてきつい。
A5.社内、社外のリソースをフルに活用しましょう。
二次試験の情報源としては大きく2つあると思います。
1つ目は社内。
例えば、教科書のまとめノートや所見対策といった教材・情報については社内でストックされていることが多いです。ちなみに大手社ほどこれは充実している可能性が高いです。(こればっかりはどうしても運が絡んできますね…。)
そして2つ目は、お馴染みの『アクチュアリー受験研究会』です。
一次試験でも相当に役に立つ教材がそろっていましたが、正直アクチュアリー受験研究会の本領は二次試験から発揮されると思います。
具体的には
➀極めて役に立つ教材
②他社の方との情報交換
③有志の正会員の方にわからないところを質問ができる
④所見の添削ができる
といったメリットがあります。
はっきりいって活用しない手はないです。私も転職前の会社では、社内対策が充実していましたが、それでもアクチュアリー受験研究会の教材にはかなりお世話になっていました。
今回はこんなところで失礼します。
【アクチュアリー試験対策・私が行ったこと⑥ <二次試験・勉強時間> 】
こんばんは、じゅんぽです。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
<アクチュアリー試験対策で私がやったことシリーズ>の6弾目です。
今回から二次試験について書いていこうと思います。
ちなみに生保について書きます。
今回はウォームアップ程度に勉強時間ついて書いていこうと思います。
最終的にかなりすごい量になりそうなので細切れで投稿しようと思います。多分全5回ぐらいになると思います。ご容赦ください。
それでは参ります。
【勉強時間】
<二次試験1年目>
生保1 ・・・300時間(3年目受験、2017年受験、社会人1年目)→不合格Ⅰ
生保2 ・・・250時間(3年目受験、2017年受験、社会人1年目)→合格
教科書自体は試験終わった12月ぐらいから少しだけ読んでいたのですが、その後、研究や娯楽や研修を言い訳にして完全にサボってしまいました。
結局、勉強をまともにスタートしたのは6月初頭ぐらいですね。
ちなみに6月ごろに社内の試験対策担当の方に
『今のままじゃ生保1すら受からない』
と言われたのは今でも鮮明に覚えています。実際に生保1を落としたのである意味その通りになってしまった感じですが…笑
ただそれ以降もすぐに本腰入れられたかと言われたら、そうでもなくて、8月ぐらいまで会社の寮にいたのですが、寮の友達との談笑に明け暮れて中々勉強に身が入らない日々が続きました。私は中々ダメな受験生でした。
ただ、8月ごろから流石にこのままではヤバイという危機感を強く持つようになり、少しずつ勉強時間を増やしていきました。とはいっても、やらなければいけない内容が多すぎる上に、暗記が全くできなかったので、お世辞にも順調とは言えない試験ライフを送っていました。11月には生保2は捨てようとも思いましたが、どうしても『3年正会員』への思いが捨てられず、一応試験日まで勉強を続けることはできました。
試験当日の自信度でいうと生保1:80%、生保2:50%、ぐらいでしたね。
今振り返ると両方とも穴だらけだったので、なんでそこまで自信があったのか不思議です。『知らずを知らず』という状態だったので、多くのリスクを捉えきれてなかったと思います。
結果は既に書いた通り生保1が不合格、生保2が合格でした。
生保1については中問(10点問題)が全くノーマークの問題だったので問題見た瞬間に不合格を確信しました。
もう気分は最悪でしたね。今思うと他部分についてはそこそこ書ける内容だったので、もうちょっと粘ればよかったのですが…。
そんなこともあり、試験初日が最悪だったので、二日目の生保2はどんよりとした気分で受けたのですが、所見の一題が自分が絶対に出ると思ってめちゃくちゃ対策したものが出たので(経済価値ベースの保険負債)、終わった直後はワンチャンあるかな?といった感じでした。
ただ、第一部が足切りギリギリぐらいの出来だったので、無理かなとも思ったのですが、生保2については運よく合格することができました。
それ自体は素直に嬉しかったのですが、やはり当初からの目標だった『3年正会員』を達成できなかったのは非常に悔しかったですね。
更には、同期で同じく2年準会員の友達が二次試験どっちも突破して正会員になったこと、後輩が学生正会員になったこともあり、大きく取り残されたような心境に陥ってとてもしんどかったです。
合格発表直後にフェイスブックで
『来年は必ず…!』
とつぶやいたことをいまでも覚えています。
<二次試験2年目>
生保1 ・・・250時間(4年目受験、2018年受験、社会人2年目)→???(感覚的には70点ぐらい)
さて、二次試験2年目ですが、上記の悔しい気持ちはどこにいったのやら、9月ぐらいまではあまり勉強らしい勉強はしていませんでした。
本格的にやり始めたのは10月ぐらいですね。根本的に私はダメな人間だっていうことをまざまざと実感させられましたね…笑
とはいっても残った生保1は元々試験に8割ぐらい受かるぐらいの自信があったことから、勉強の負担自体はそこまで大きくなかったです。新規で勉強したことは新しく試験範囲に加わった『生命保険の商品開発』ぐらいですね。
ただ2年目ということもあって、落ちるわけにはいかないというプレッシャーはとても大きかったです。
何より試験勉強にもう飽きてしまっていて、もうこれ以上はできる気がしない、といった精神状態に陥っていました。
それなので1年目の時には見向きもしなかった重箱の隅をつつくようなところも勉強(暗記)していましたね。正直試験前1週間は発狂していました笑
結果としては、第Ⅰ部は40点弱、第Ⅱ部は両方とも解答用紙4枚に突入するぐらいには埋めることができたので、たぶんいけたかなという実感は得ることができました。昨年の生保2のクオリティで受かっていることを考えるとたぶん70~80点ぐらいだと思います。
正直これで落ちたら一生受かる気がしないです。
とはいっても採点の匙加減次第ではいくらでも変動しうることから全く安心はしてないです…笑
…今回は試験対策的な要素はなく、単なる自伝になってしまいましたね。
次回以降は具体的な試験対策について書いていこうと思います。